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18日目!カレル橋の露天商 [プラハ-チェコ-]

Praha014.JPG
カレル橋は僕たちのモルダウにかかる古く美しい橋である。


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1400年頃に建てられたこの古い橋は
当時、城へと向かう唯一の橋だったらしい。

Praha161.JPG
橋の上では色んな大道芸人たちが見世物をしている。
おひねりを出すのがイヤなみみっちいオレは
それをチラチラと横目に見ながら橋を歩く。

summer_R.jpg

すると、その横目に時計職人が出す露天商が目に映った。
そこにはハンドメイドの腕時計に混じって
あの天文時計塔のミニチュア版がポツリと置いてある。

手作りとは思えないほど細部まで精度が高い。

clock_R.jpg
もう、ボクこれめっちゃ欲しい!

しかし問題は残る。
600コルナ(24000円ぐらい)という
とんでもない値札がぶら下がっているのだ。

こりゃあダメだ!予算オーバなんてレベルじゃないぞ!
>交渉して100コロナにすればいい!スチームパンク万歳!

それに結構大きくないか?日本まで持って帰れんだろ?
>オレ力持ち。問題ない。スチームパンク万歳!

だいたい、こんなのオレの部屋のどこに置くんだ?
>そういう問題じゃない。スチームパンク万歳!

それに、こんなもん買ったら旅を続けられんぞ!
>だが、だが・・・スチームパンク万歳!
ええい!とりあえず時計職人に話しかけてみよう。

あの、これ安くなりま・・・
「NO(ムリ)」
あ・・・そうですか。

ここまで即答で拒否されてしまうと
もう続きの会話をする勇気なんて、なくなってしまう。
 
オレは出家前の尼僧のような心持ちで
後ろ髪をバッサリ切り落としその場を去った。

そう。オレは、旅を続けるのだ。


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